無添加の青汁が飲みたい

健康のために飲む青汁。
添加物のない無添加製品を選びたいというのは、とても自然な発想だと思います。
もしかしたら、青汁に添加物が入っているとは思っていない人もいるかもしれません。

青汁には、甘味料や保存料、着色料に香料と、イメージに反して様々な添加物が含まれている場合があります。
基本的には自然由来のものを使用する場合がほとんどですが、やはり化学調味料も使用されています。
しかし、それらは飲みやすさや保存の利便性や品質保持のために使用されているので、一概に使用されているから悪い製品だということではありません。
消費者である私達が、正しい知識をもち、製品を選択する必要があります。
健康食品とはいえ、他の全ての食品と同じスタンスでの製品選びが必要であり、健康食品だから大丈夫だろうというのは先入観に他なりません。

製品の成分表の原材料名を見れば添加物の有無は確認出来ますが、成分表の見方にもルールや法則があります。
原材料は、製品に含まれている重量の多いものから順に表記されています。
細かくチェックしていくと、ケールや大麦若葉など青汁の主原料よりも前に甘味料の名前が表記されている場合もあります。
こうした製品には注意が必要です。
添加物の使用が一概に悪とはいえませんが、基本的には青汁は長期間にわたって習慣的に飲む健康食品です。
添加物は長期にわたって摂取することで毒性が蓄積されていくという性質があります。
そのため、さすがに原材料名の前半に添加物がいくつも羅列されている製品は避けるのが懸命だといえます。

ただ、やはり理想の青汁は完全無添加のものでしょう。
青汁の市場的には、飲みやすさや保存の観点から、完全無添加のものはそこまで多くはありません。
ただ、調べればすぐにわかりますし、たいていは製品に完全無添加というコピーがついているかと思います。

そして、完全無添加の製品を選んでも、もうひとつチェック項目があります。
それは主原料であるケールや大麦若葉が国産品を使用しているかどうかです。
かつて、中国製の緑葉野菜から、規定値を肥えた残留農薬が検出されてしまった事例があります。
それによる健康被害こそ報告されていませんが、本当に理想の青汁を求めるなら、完全無添加に加えて、国産原料使用のものを選ぶのがベストだといえます。

安心できる製品選びで、ひとつ上の青汁の健康習慣を身につけましょう。