青汁を買う前に飲む目的を定めよう

なぜ青汁を飲む目的を明確にしたほうがよいか。
それは、目的によって飲み方にも違いがあるからです。
青汁は薬ではないので、定められた用法容量というものがなく、基本的にはいつ飲んでも問題はありません。
しかし、飲むタイミングで効果は変わってきます。
効率よく青汁の恩恵を受けるには、目的をまず定めて、それに適した飲み方が必要なのです。

たとえば、ダイエットを目的として青汁を飲む場合には、食事の前に飲むことで、より青汁のダイエット効果を発揮することができます。
青汁に含まれる食物繊維が、満腹中枢を刺激して、食事量を抑える事が可能だからです。
さらに食事量を抑えたことにより、不足してしまう栄養素を青汁の栄養素でカバーも出来るので、青汁とダイエットは非常に相性がいいです。
その相性を最大限に引き出すには、やはり飲むタイミングも目的に合わせるのがベストだということです。

便秘解消を目的として飲む場合は、就寝前に飲むのが最も効果を発揮します。
それは就寝前に飲むことにより、食物繊維が就寝中に体内で働いて、寝起きに快い便通を促すという、便秘解消のために最も効率のよいサイクルをつくりだすことが出来るからです。
ちなみに、食物繊維を就寝前に摂取する事で、血糖値の上、下降が緩やかになり睡眠の質自体が向上するという効果もあります。
便秘の原因のひとつとして、食物繊維不足とストレスがあります。
睡眠の質を向上させる事はストレスの緩和にもつながるので、就寝前に青汁を飲むことで、便秘解消に対して二重のアプローチを行い、強い効果を発揮させることができます。

最後に栄養補助、栄養補給のために飲む場合は、寝起きに飲むのが最も効果的です。
寝起きのからだは、カラカラに乾いているため、栄養吸収能力が高まっている状態にあります。
その状態で青汁を飲むことにより、栄養を非常に効率よく体中に循環させることが出来ます。
単純に、青汁のもつたくさんの栄養素を最も効率よく吸収するには、やはり朝の目覚めに飲むのが最も効果的です。

以上のように、同じ成分であっても、飲む時間帯によって効果に違いが現れます。
自分の目的を定め、目的にあった効率のよい飲み方で、青汁の健康習慣を身につけましょう。