青汁の賞味期限はどのくらい
青汁の賞味期限は、未開封の冷凍の生タイプのもので三ヶ月から半年、粉末タイプのもので一年ほどに設定されている製品が多いです。
基本的には毎日、摂取するものなので、その観点からいえば賞味期限としては充分な長さがあるといえるでしょう。
ただ、賞味期限が長いとはいえ、長期間にわたり放置していたら品質の劣化や栄養効果の減少があるのではないかという心配もあるかと思います。
賞味期限というのは、農林水産省の加工食品品質表示基準というもので、明確に定義されています。
その定義、基準は定められた方法で保存した場合に、品質が劣化しない期限というものです。
つまり、賞味期限内であれば、半年が経過しようが一年が経過しようが品質は変わらないということです。
そして、その基準には期限を越えた場合にも、品質が保持されていることがあるものとする、という記述もあります。
賞味期限が過ぎているからといって必ずしも製品の品質が劣化している訳ではない、ということです。
それでは、実際のところ賞味期限の期間、品質が劣化してしまう基準はどこにあるのか。
一般的には賞味期限は記載されている期限の1.2倍から1.5倍は見ても問題はないとされています。
製品によって違いがありますので、賞味期限内に消費することが原則ですが、実際のところはあくまで「賞味」の期限。
風味と品質を損なわない期限という解釈なので、口に入れても問題はないという考えが一般的です。
ちなみに賞味期限は未開封であり、なおかつメーカーの定めた保存方法で定められた期限となっています。
粉末タイプの青汁でも、開封済みであれば、劣化は早くなりますし、短時間で栄養素が損なわれる可能性も充分にあります。
保存方法については、粉末タイプは常温であればこれといった注意点はありませんが、冷凍タイプのものは、解凍してしまった場合、たとえ冷蔵庫で保存していても、品質の劣化はすぐに始まります。
粉末タイプも同様に、一度水に溶いてしまうと、冷蔵庫で保存していてもすぐに劣化は始まってしまいます。
青汁の栄養効果の恩恵を正しく受けるには、製品に記載された保存方法を守り、賞味期限内の消費と、作り置きではなく、飲むたびに一杯ずつ作ることが望ましいです。