もう青汁はまずくない
青汁は健康に良い代わりにまずい、というのは昔の話です。
今や青汁は健康効果が高さだけでなく、飲みやすさにおいても各メーカーが競い合って開発しています。
大手の飲料メーカーが何百回ものテイスティングを重ねて完成させたというコピーで売り出す製品もあるほど、今や青汁において飲みやすさ、おいしさは重要なアピールポイントとなっています。
飲みやすくておいしい青汁、というと、甘味料などの添加物を使用しているので、結局は健康効果を損なっているのではないかというイメージもあるかもしれません。
しかし、甘味料や添加物ではなく、自然原料の配合は主原料そのものの選択によって飲みやすさを実現している青汁もたくさんあります。
その中でも代表的なものが、大麦若葉を主原料とした青汁です。
かつては青汁の主原料=ケールというのが主流でしたが、現在はこれこそが主流であるという原材料の限定はあされていません。
いわゆる青汁のまずさ、は主原料がケールでつくられた青汁の味を指している場合が多いです。
大麦若葉を主原料とした青汁は、ケールがもつ強い苦味やえぐ味がなく、クセがなく、爽やかで飲みやすいという特徴をもっています。
大麦若葉は文字通り大麦の若葉。
穂をつける前の若葉の状態で収穫したものです。
豊富な食物繊維が含まれており、強い整腸作用と共に腸を蠕動を促し、便秘解消に効果を発揮します。
さらに食物繊維のほか、クロロフィルも含んでいます。
クロロフィルは植物の緑葉体に含まれている緑色の色素です。
コレステロール値を改善する働きをもち、貧血改善のほか、消臭、殺菌効果やデトックスを含む美容効果をもっています。
また、豊富なミネラルやビタミンも含んでいる大麦若葉は、ケールに負けない非常に優秀な健康効果をもった植物です。
それでいて、ケールにはない、牧草のような爽やかな香りをもっているため、大麦若葉の青汁は、とても飲みやすい製品となります。
主原料が大麦若葉であっても、ケールも原料に含まれている場合もありますので、飲みやすい青汁を求める場合、成分のチェックが必要ですので、お気をつけ下さい。
大麦若葉が主原料である製品のほか、抹茶や煎茶などのお茶類を添加、ブレンドしている製品も飲みやすさ、おいしさを実現しています。
飲みやすさだけでなく、お茶に含まれるカテンやビタミンCの健康効果の恩恵も受けられます。
なかには豆乳などをブレンドして、調味している青汁もあります。
自然原料だけで飲みやすさを実現している、まさにおいしく健康にもよい青汁。
クセが少なく、飲みやすい青汁をあなたの健康習慣にとりいれてみてはいかがでしょう。