意外と知られていない青汁の定義
青汁の定義について調べてわかることは、青汁に定義はないということです。
辞書で青汁について調べてみると、生の緑黄色野菜を搾った汁、とあります。
確かに、いわれてみればその通りという気もしますが、これを定義としてまうと、どうにも青汁が現在持っている価値とはあまりに遠く感じてしまいます。
それは、生の緑黄色野菜という表記に起因しているかと思います。
主原料が明確に指定されていないところに、定義としての弱さや違和感を感じます。
現在、青汁がもっている価値に近づけて表現するならば、生の緑黄色野菜を搾った汁、ではなくケールや大麦若葉など「栄養価が非常に高く、一般では入手しづらい緑葉野菜を絞った汁」になるのではないでしょうか。
医薬品とは違い、あくまで食品である青汁には、含まれていなければいけない栄養価などの定義がないため、主原料で定義づけるのが自然であるといえるでしょう。
青汁という言葉に厳しい定義というものはありませんが、純度というものはあるといえます。
それは原材料に含まれる添加物の量、さらに言えば主原料である緑葉野菜に使われる農薬の量などで線を引くことができます。
定義はないけれど、理想はあるといえばわかりやすいでしょうか。
この場合の理想の青汁というのは、完全無添加で無農薬の緑葉野菜でつくった生の青汁ということになります。
しかし人によっては、甘味料などは含まれているが、そのほかの添加物が抑えられた、飲みやすさに特化した製品が理想であるといった場合もあるでしょう。
定義がない寛容さから、一口に青汁といっても、非常に様々な製品がありそこに含まれる成分も実に様々です。
自分にとっての青汁の定義、理想の青汁を定めて製品を選択することが、青汁選びにおいて重要な要素となっています。
快い青汁の健康習慣を身につけるためには、一口に青汁といっても幾多も存在する製品の中から、自分のベストを選択する知識と、青汁を飲む目的を明確にした目的意識が必要となっています。
青汁とはこれ、という自分なりの定義を見つけましょう。