青汁を水で薄める
青汁は水で薄めて飲んでも問題ありません。
なので、青汁の味や苦味が苦手だという方は、水で薄めて飲むという方法をとっていただいても大丈夫です。
ただ、一つだけ注意点があります。
それは、青汁の栄養素の中には水溶性のものがあるという点です。
青汁に含まれている水溶性の栄養素は、水で薄めることで効果が大きく減少してしまう事が考えられます。
まずは、その水溶性の栄養素とそれぞれの特性について、順番に紹介していきます。
(1)ビタミンC
ニキビや肌荒れの改善。体内の異物の代謝。ストレスの緩和。(2)ビタミンB1
疲労回復。免疫向上。(3)ビタミンB2
皮膚、粘膜の正常化。新陳代謝の改善。(4)ビタミンB6
神経細胞の沈静、正常化。動脈硬化の予防。タンパク質の代謝を促進。
(5)ビタミンB12
貧血の予防。睡眠の促進効果。認知症の予防。以上のビタミンB群とビタミンCが青汁に含まれる、水溶性の栄養素です。
どれも身体に良い影響を及ぼす、非常に重要な成分となっています。
水で薄めてしまうと、これらの栄養成分の効能が薄れてしまうという事を理解する事が必要です。
しかし、青汁には水溶性ではない、水で薄めても影響を受けない成分が様々あります。
ミネラル、酵素、クロロフィル、ビタミンA、食物繊維、カリウム、鉄分、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、葉酸、リン。
それらには水溶性の栄養素と同じ効果を発揮する成分も含まれています。
青汁は水で薄めることによって、効果が減ってしまう成分もありますが、それを補えるほど、様々な成分が入っているので、大きな問題ではないということです。
水で薄める事で効果が減ってしまう、ビタミンB群とビタミンCをサプリメントで補うという方法もあります。
サプリメントではなく食事によってそれらの栄養素を補うのが最良の方法ですが、そこまで神経質にならなくても、水で薄めた青汁だけを栄養補助として摂取する事で、充分に健康効果は発揮されます。
自分にとって快い選択で、青汁の健康習慣を続けましょう。